京都国際高校の背番号1を背負い、2024年夏の甲子園で初優勝の立役者となった西村一毅選手。滋賀県甲賀市出身の18歳左腕投手は、中学時代は外野手だったという異色の経歴を持ちながら、高校でピッチャーに転向してわずか数年で全国制覇を成し遂げた逸材です。
身長179cmの恵まれた体格から繰り出される最高137km/hの速球と、相手バッターを翻弄する魔球とも称されるチェンジアップを武器に、甲子園では驚異の24回自責点0という成績を残しました。U-18日本代表候補にも選ばれ、プロ野球ドラフトでも注目される西村一毅選手の出身中学校から身長・体重などの基本データ、そして甲子園での活躍まで、詳細なプロフィール情報を徹底的にまとめました。
西村一毅プロフィール
西村一毅（にしむら いっき）
生年月日： 2007年7月7日
年齢： 18歳（2025年8月現在）
出身地： 滋賀県甲賀市
身長： 179cm
体重： 72kg
ポジション： ピッチャー
投打： 左投左打
背番号： 11番
最高球速： 137km/h
プロ野球ドラフトでも大注目の西村一毅選手！甲子園の活躍が今から楽しみですよね♪
出身中学校と野球歴
中学校時代
西村一毅選手の出身中学校は甲賀市立水口中学校です。地元の中学校に進学した西村一毅選手は、中学時代に硬式野球チーム「近江ボーイズ」でプレーしていました。
当時のポジションは外野手がメインで、投手はたまにやる程度でした。現在の投手としての活躍を考えると、意外な経歴と言えるでしょう。
小学校時代
西村一毅選手が野球を始めたのは小学2年生です。甲賀市立綾野小学校に通っていました。
最初に入ったチームは、水口少年野球団に外野手として所属していました。
京都国際高校での活躍
高校進学のきっかけ
西村一毅選手が京都国際高校に進学するきっかけとなったのは、同校出身で現在横浜DeNAベイスターズに所属する森下瑠大選手の存在でした。夏の甲子園で森下瑠大選手の投球を見て憧れを抱き、京都国際への進学を決めたと語っています。
投手としての覚醒
西村一毅選手高校1年生の秋からベンチ入りを果たし、本格的に投手として頭角を現してきました。高校2年春の京都大会決勝では、京都外大西戦で9回14奪三振1失点の完投勝利を収め、優勝に貢献する活躍を見せました。
2024年甲子園での大活躍
西村一毅選手は、2024年夏の甲子園では、京都国際の初優勝に大きく貢献しました。24回を投げて自責点0という驚異的な成績を残し、チームの優勝の立役者となりました。
特に準決勝の青森山田戦では、5回からリリーフで登板し、勝利の瞬間には先発の中崎選手に抱きしめられる感動的なシーンも話題になりました。
西村一毅の投球スタイルと特徴
「チェンジアップ」
西村一毅選手の最大の武器はチェンジアップです。このボールのキレ味は相変わらずで、観戦した相手チームのファンからは「あれは打てんなぁ」とため息が漏れるほどの威力を誇ります。
バットの規格変更により芯に当てることが難しくなった現在の高校野球において、芯を外すチェンジアップの効果は絶大で、「魔球みたいになっている」と評されています。
投球スタイル
- 左投左打の本格派投手
- 最高球速137km/hの速球
- キレの良いスライダー
- テンポの良いピッチング
進路と将来への展望
当初は公務員志望だった西村一毅選手ですが、2024年夏の全国制覇を機に野球を続けることを決意しました。U-18高校日本代表の一次候補にも選ばれており、プロ野球のドラフト候補としても注目を集めています。
2025年には最上級生となり、「もう一度聖地に戻って優勝したい」「夏は全員で甲子園に優勝旗を返しに行く」と意気込みを語っており、連覇への強い思いを抱いています。
まとめ
今回は、西村一毅選手の出身中学に身長やプロフィールを調査しまとめてみました。
滋賀県出身の西村一毅選手は、外野手から投手への転向という珍しい経歴を持ちながら、わずか数年で全国制覇を成し遂げた稀有な才能の持ち主です。チェンジアップという武器を手に、プロ野球での活躍も大いに期待される京都国際のエースとして、今後の動向に全国の野球ファンが注目しています。
コメント