2025年6月26日(木)放送の『カンブリア宮殿』に登場するのは、ヒューリック株式会社の会長・西浦三郎(にしうら さぶろう)さん。地味な資産管理会社だったヒューリックを、不動産業界4位の大手企業に押し上げた、まさに再建のプロフェッショナル。しかも「銀座に37棟保有」「駅近×小型物件戦略」など、“常識外”とも言える戦略で注目を集めています。
この記事では、そんな西浦三郎さんの経歴と差別化戦略に迫ります。

不動産業界4位の大手に押し上げた、西浦三郎さんがどんな人か気になるよね!さっそく、みていくよ!
西浦三郎(ヒューリック会長)のプロフィールと経歴まとめ

西浦三郎(にしうらさぶろう)
・生年月日:1948年6月10日
・出身地:東京都
・出身大学:早稲田大学 政治経済学部卒業
・旧富士銀行(現・みずほ銀行)に入行
・副頭取まで務めたのち、2006年にヒューリック社長就任
・2016年から会長職に就任
経歴
・1971年4月:(株)富士銀行入行
・2000年8月:同 常務執行役員 法人グループ長兼法人開発部長
・2002年4月:(株)みずほ銀行 常務執行役員
・2004年4月:同 取締役副頭取
・2006年3月:ヒューリック(株) 代表取締役社長
・2016年3月:同 代表取締役会長(現任)
・2022年5月:株)リソー教育 取締役(非業務執行)(現任)

銀行マンから不動産トップ企業の会長へ。西浦三郎さんは、異色の経歴を持ち主ね!!
ヒューリックとは?“地味”な会社から“銀座の大家”へ

ヒューリック株式会社は、東京都心のオフィスビルや商業施設、賃貸住宅などを展開する不動産会社です。
1957年(昭和32年)3月に、富士銀行(現:みずほ銀行)が所有する不動産を母体に、日本橋興業株式会社として設立されました。
2007年1月に商号をヒューリック株式会社に変更しました。
「都心×駅近」に特化した戦略を取り、効率の高い資産運用で急成長を遂げています。
会社名の「Hulic」は、Human(人間)+Life(生活)+Create(創造)から作られた造語で、「人の暮らしを創造する」という意味が込められています。
常識破りの差別化戦略とは?
西浦三郎さんの経営戦略は、不動産業界の常識をくつがえすものでした。
① スピード重視の買収判断
・物件の買収を2日以内で決断
・迅速な意思決定と資金調達力が武器
② 小型×好立地の物件戦略
・大型ビルではなく、小型ビルに集中
・好立地なら多少狭くても空室リスクが少ない
③ ESG・再エネ・耐震対応も重視
・建物の高耐震化
・再生可能エネルギー導入で未来を見据えた投資

西浦三郎会長は、10年後のヒューリックを見据えて経営戦略を立てる。こういったことが、企業の業績にも関係してくるんだね!
まとめ
ヒューリックの会長・西浦三郎さんは、型破りな戦略で不動産業界を変えた人物。そんな西浦三郎さんの経歴と経営戦略についてまとめました。
◎西浦三郎さんは、1948年生まれの東京都出身。
◎1971年に富士銀行に入行。
◎2006年3月にヒューリック(株) 代表取締役社長就任。
◎2016年にヒューリック代表取締役会長に就任。
◎ヒューリック株式会社は、東京都心のオフィスビルや商業施設、賃貸住宅などを展開する不動産会社。
◎西浦三郎さんの経営戦略は、スピード重視の買収判断、 小型×好立地の物件戦略、ESG・再エネ・耐震対応も重視。
銀座の一等地に多数の物件を保有し、スピード感ある意思決定と差別化戦略で業績を大きく伸ばしてきました。6月26日のカンブリア宮殿では、その背景にある哲学や具体的な手法が語られるはずです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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