2025年5月21日(水)日本テレビ系「それって実際どうなの会」で、ザ・たっちによる検証企画が放送され、「牛肉と豚肉、どっちを食べると太りにくい?」という素朴だけど気になる疑問について、検証しました。
では、気になる検証をみていきましょう♪
ザ・たっちが3日間牛肉と豚肉を食べ続ける!
今回のルールは以下の通りです。
ザ・たっちのそれぞれが同じメニューで牛肉と豚肉に分けて検証。
ザ・たっちのたくやとかずやそれぞれを担当
・たくや→豚肉のみ
・かずや→牛肉のみ
・期間は3日間
・食べる量は同じ
・食事回数・タイミングも同じ
・運動量なども同じ条件で生活
・検証前後の体重・体脂肪率の差異を比較
では、どちらが太りにくいのでしょうか?
太りにくいのはどっち?
結論から言うと太りにくいのは豚肉とされることが多いのです。

牛肉は、赤身でも脂質が多い部位が多く、特に和牛などは脂の含有量が高いため、短期間で体重が増えやすい傾向にあります。
一方、豚肉は脂質が比較的少なくて、ビタミンB群などの代謝サポートの栄養素も豊富なんです。結果的に脂肪がつきにくかったのかもしれません。
部位 | 牛肉(カロリー/脂質) | 豚肉(カロリー/脂質) |
ロース | 約270g/21g脂質 | 約250g/19g脂質 |
ヒレ | 約150g/4g脂質 | 約120g/4g脂質 |
ばら肉 | 約370g/35g脂質 | 約400g/37g脂質 |
牛肉と豚肉の栄養の違いを比較
牛肉と豚肉の栄養の違いを比較してみました。
栄養比較表(100gあたり)
栄養素 | 牛肉(肩ロース・脂身つき) | 豚肉(肩ロース・脂身つき) |
エネルギー | 約270カロリー | 約250カロリー |
タンパク質 | 約17.0g | 約17.5g |
脂質 | 約21.0g | 約19.2g |
鉄分 | 約2.7mg | 約0.5mg |
ビタミンB1 | 約0.09mg | 約0.9mg |
ビタミンB12 | 約1.9 | 約0.7 |
※部位や銘柄によって多少の差があります。
牛肉・豚肉の特徴
牛肉と豚肉の特徴をまとめてみました。
牛肉の特徴
・鉄分・ビタミンB12が豊富→貧血予防に◎
・筋肉を作る「タンパク質」が多い
・脂肪燃焼を助けるカルニチンも含まれている
・リブロースやサーロインなどは脂質が多くカロリーが高い→食べすぎ注意
豚肉の特徴
・ビタミンB1が圧倒的に豊富
・疲れやすい方や、エネルギー代謝を高めたい方にいい
・カロリーはやや低め
・不飽和脂肪酸であるオレイン酸も含まれ、悪玉コレステロールを減少させる効果が期待
・ばら肉などは脂肪が多いため、摂取量には注意が必要
牛肉と豚肉の目的別おすすめ
どんな時にどちらのお肉を食べるほうがいいのか?まとめてみました。
目的 | おすすめの肉 | 理由 |
疲れをとりたい | 豚肉 | ビタミンB1が多く、脂質の代謝をサポートしてくれる |
鉄分不足・貧血 | 牛肉 | ヘム鉄が多く吸収率が高い |
筋トレ・ボディメイク | 牛肉・豚肉どちらもOK | 高タンパク質&資質を抑えたいなら赤身を選ぼう |
ダイエット中 | 豚肉(脂少なめ) | カロリー・脂質がやや低く、調整しやすい |

目的に合わせてお肉を選ぶとより、いいよね♪
まとめ
牛肉と豚肉はどちらが太りにくいか?ザ・たっちが検証しました。
◎ザ・たっちのそれぞれが牛肉・豚肉それぞれ3日間食べ続ける。
◎牛肉・豚肉のどちらが太りにくいか?は、比較的、豚肉が太りにくい。
◎しかし、部位によってカロリーが異なる。
◎貧血やスタミナをつけたい人は、牛肉を食べるほうがいい。
◎疲労回復やダイエット中の人は、豚肉を食べるほうがいい。
牛肉も豚肉もどちらも栄養価の高い食材です。目的に合わせて、バランスよく食べることが大切だということが分かりますね♪
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