夏の甲子園に出場する全49代表が出そろい、このうち春夏初出場は5校です。その中でも聖隷クリストファー高校(静岡県)は創部41年目での悲願達成として注目を集めています。初出場を支えた注目選手たちと、これまでの出場回数、そして話題の校長兼監督について詳しく解説します。
聖隷クリストファー高校とは?
聖隷クリストファー高等学校は、静岡県浜松市中央区にある私立中高一貫校です。
学校概要

偏差値は、44~55です。
聖隷クリストファー高等学校
過去の名称:聖隷学園高等学校
設立年月日:1966年4月
課程:全日制
単位制・学年制:学年制
設置学科:英数科・普通科
共学・別学:共学
生徒数は933人(女子511人)
イエス・キリストの教え「隣人を自分のように愛しなさい」を建学の精神とし、キリスト教(プロテスタント)主義の学校で、学校の1日は讃美歌を歌い、聖書の言葉に耳を傾ける礼拝で始まります。全学年を通じ聖書科の授業は必修となっています。
野球部の歴史
聖隷クリストファー高校の野球部は、1985年(昭60)の創部で、約40年の歴史があります。部員は、73人。第74回秋季東海地区高校野球大会(東海大会)に静岡2位代表として出場し、創部初の準優勝を果たしました。そして、今回2025年夏が春夏通じて初の甲子園出場となりました。
このように、キリスト教精神に基づく教育と、文武両道を重視する伝統ある私立校です。

聖隷クリストファー高校って、キリスト教の学校なんだね!今回、甲子園初出場、おめでとう♪あとね主なOBに、元中日、阪神の鈴木翔太さん、元バレーボール選手の大道大輔さんがいるよ。
注目選手
髙部陸- 2年生左腕エース
高部陸選手は、2025年夏の静岡大会を制し、甲子園出場を決めた聖隷クリストファー高校の快進撃を支えた2年生エース。高校1年生から主にリリーフピッチャーとして活躍し、決勝戦では1回を自責点1としながらもチームの勝利に貢献した。春季県大会4試合で30イニングを投げて4失点(自責2)、防御率0.60という安定したピッチングを披露している。
武智遥士- 3年生捕手
武智遥士選手は、県内屈指の左腕・髙部陸選手を好リードし、春の県王者となった立役者の一人。キャッチャーとして安定したプレイを披露し、主に3番および4番バッターとして攻撃面でも中軸を担う選手である。安定感のあるキャッチングから返球まで、投手陣を支える“陰のMVP”と評されている。
谷口理一 – サード

谷口理一選手は、背番号3のサードとして、攻守にわたってチームを支える選手。守備面での安定感に加え、打撃でもチームに貢献している重要なメンバーの一人。
創部40年目の歴史的快挙

聖隷クリストファー高校(静岡県)が、2025年7月28日に行われた第107回全国高校野球選手権静岡大会決勝で静岡高校を3-1で破り、創部40年目にして悲願の甲子園出場を決めました。浜松市にある私学の強豪として長年活動してきた同校の注目選手たちと、これまでの出場回数の歩みを振り返ります。
出場回数

- 夏の甲子園: 今回が初出場
- 春のセンバツ: 出場経験なし
- 静岡県での地位: 2020年の独自大会以降、県内強豪校として名を馳せてきた
聖隷クリストファーの校長兼監督の二刀流指導者
聖隷クリストファーの野球部の監督をみていきましょう♪
上村敏正監督

上村敏正(うえむらとしまさ)
生年月日:1957年5月25日
出身地:静岡県天竜市
選手歴:静岡県立浜松商業高等学校、早稲田大学(準硬式)
聖隷クリストファー高校を甲子園初出場に導いたのは、校長と監督を兼任する上村敏正氏(64歳)。昭和、平成、令和の3元号で甲子園出場を経験する稀有な監督として注目を集めている。校長業務をこなしながらチーム指導にあたる二刀流の手腕で、創部40年目の悲願達成を実現した。
まとめ
悲願を達成した聖隷クリストファー高校。注目選手や甲子園出場回数に校長兼監督はどんな人なのか?調査し、以下にまとめました。
・聖隷クリストファー高校は、静岡県浜松市中央区にある私立中高一貫校キで、キリスト主義の学校。
・野球部の歴史は、1985年創部で約40年の歴史がある。
・注目選手は、2年生エース・髙部陸選手の安定したピッチングと、3年生捕手・武智遥士選手の的確なリード、谷口理一選手の攻守にわたってチームを支え、ついに甲子園の切符を手にした。
・上村敏正監督は校長兼監督という二刀流指導。
・昭和、平成、令和の3元号で甲子園出場を経験する稀有な監督として注目。
初出場の甲子園で、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか?聖隷クリストファー高校の活躍が今から楽しみですね♪頑張ってください!
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