こんにちは♪サクです♪2025年、夏の甲子園に出場する全49代表が出そろい、その中でも優勝候補として注目を集めているのが、14年ぶりに夏の大舞台へと帰ってきた東洋大姫路高校(兵庫県)です。長年のブランクを乗り越え、満を持しての聖地復帰。その背景には、総工費1億4千万円をかけた最新設備の整った環境、数々のプロ野球選手を輩出してきた育成力、そして「型破り」とも言われる独自の指導法があります。今回は、再び全国の頂点を狙う東洋大姫路高校の強さの秘密に迫ります。
東洋大姫路高校ってどんな高校?
学校概要

学校名 | 東洋大学付属姫路高校 |
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所在地 | 兵庫県姫路市 書写1699 |
創立 | 1963年(MH)、2014年に中学校併設 |
学校形態 | 東洋大学附属・私立・男女共学・中高一貫 |
生徒数規模 | 約1,300名(高+中) |
コース体系 | 普通科/Sコース(国公立大学進学)/Tコース(進学・就職) |
設備 | 野球場(甲子園と同じ広さ)、弓道場、情報教育棟等 |
部活動 | 野球、弓道、卓球、剣道、写真部など全国レベル多数 |
OB/OG | 多くのプロ野球選手を輩出(原樹理・松葉貴大・乾真大 他) |

役1300人の生徒って凄いね!兵庫県下でも巨大な学校なんだって!
東洋大姫路の室内練習場
東洋大姫路の室内練習場をみていきましょう。
総工費1億4千万円の室内練習場が完成

東洋大姫路高校では、2022年5月30日に完成した新・室内練習場は、約999平方メートルという広さを誇り、総工費は約1億4,000万円にのぼります。練習場の床一面には人工芝が敷き詰められ、最大6台の打撃マシンが設置可能なスペース設計に。さらに、筋力や持久力の強化に欠かせないトレーニングルームも併設されており、岡田龍生監督のこだわりにより、トップアスリートも使用する高性能エルゴメーター「風神雷神」が導入されました。
また、グラウンド周辺には屋根付きのブルペンや、快適な練習環境を整える新たな更衣室棟も整備され、まさにプロ顔負けの充実した設備が整っています。

総施工費、1億4,000万円って凄い!野球部の練習にすごく力を入れているのが分かるよね!

東洋大姫路高校 プロ輩出実績まとめ
東洋大姫路高校から、多くのプロ野球選手を輩出しています。
著名なプロ野球選手たち
岡田龍生監督の教え子には、オリックスの岸田護監督、T-岡田さん(元オリックス)や山田哲人さん(ヤクルト)などがおり、13名のプロ野球選手を輩出しています。東洋大学附属姫路高校出身のプロ野球選手は14名を数え、その実績は全国屈指です。
東洋大姫路出身の主なプロ選手
東洋大姫路高校は多くのプロ野球選手を輩出しており、現在も卒業生がプロの世界で活躍しています。
現役プロ野球選手はこちら↓
・岩田 幸宏(1997年生):プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
・甲斐野 央(1996年生):プロ野球選手(福岡ソフトバンクホークス→埼玉西武ライオンズ)
・原 樹理(1993年生):プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
・松葉 貴大(1990年生):プロ野球選手(オリックス・バファローズ→中日ドラゴンズ)
引退した主なOBはこちら↓
・嶋尾 康史(1968年生):元プロ野球選手(阪神タイガース)
・長谷川 滋利(1968年生):元プロ野球選手(オリックス・ブルーウェーブ→アナハイム・エンゼルス→シアトル・マリナーズ)
・林崎 遼(1988年生):元プロ野球選手(埼玉西武ライオンズ)
・乾 真大(1988年生):元プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツなど)
・宮本 賢治(1959年生):元プロ野球選手(ヤクルトスワローズ)
・松本 正志(1959年生):元プロ野球選手(阪急ブレーブス)
・弓岡 敬二郎(1958年生):元プロ野球選手(オリックス・ブルーウェーブ)
・山川 猛(1955年生):元プロ野球選手(西武ライオンズ→阪神タイガース)
・豊田 次郎(1967年生):元プロ野球選手(オリックス・ブルーウェーブ)
・葉室 太郎(1966年生):元プロ野球選手(オリックス・ブルーウェーブ→横浜ベイスターズ)

沢山のプロ野球選手を輩出している東洋大姫路高校なんだね!
岡田龍生の指導方法
岡田龍生監督の指導哲学
岡田龍生監督は、履正社高校を率いて2019年の第101回全国高校野球選手権大会で優勝しています。
また、岡田龍生監督は2022年4月より、出身校である東洋大姫路高校の野球部監督に就任しました。実に42年ぶりの母校復帰で、地元・兵庫でも大きな話題となりました
著書『教えすぎない教え』の理念
岡田龍生監督は『教えすぎない教え』(竹書房)という著書を2019年に出しているように、従来の指導法とは一線を画した独自のアプローチを取っています。技術指導だけでなく、人間的指導にも定評があります。
強打のチーム作りへの意欲

「強打の東洋大姫路というイメージを持ってもらえるようなチームにしたい」と意気込み、甲子園で勝つには打力が必要不可欠と経験から学んだ岡田龍生監督の方針が、チーム作りに反映されています。
5年計画での母校復活プロジェクト
長期的な視野での改革
当初3年という期間を告げられたが「3年では無理です」と5年をメドに監督を務めることになった岡田龍生監督。3年足らずで昨秋の近畿大会優勝、明治神宮大会ベスト4に導いた実績は、その手腕を証明しています。
まとめ
14年振りに夏の甲子園に出場が決まった、東洋大姫路高校の内練習場の総施工費が1億円超えでプロ輩出実績と指導方法を調査し以下にまとめました。
・東洋大姫路高校は、1963年に創立、中高一貫校で生徒数約1,300人で兵庫県下でも巨大な学校
・東洋大姫路高校は、総工費1億4千万円の室内練習場とトレーニングルーム、屋根つきブルペンを併設
・東洋大姫路高校は、14名のプロ野球選手を輩出し、山田哲人やT-岡田など著名選手も多数
・岡田龍生監督による「教えすぎない教え」の独自指導哲学を実践
・5年計画で昨秋の近畿大会優勝、明治神宮大会ベスト4の実績を達成
東洋大姫路高校は充実した設備と確かな実績、独特な指導方法という3つの強みを武器に、今夏の甲子園で優勝候補として大いに注目される存在です。岡田龍生監督の手腕により、さらなる飛躍が期待されます。
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