2025年5月18日(日)18:00~放送の「世界遺産」では、ユニークな世界遺産をテーマに見た目や歴史がちょっと変わった世界遺産が放送されました。
世界中に1100件以上あるとされる世界遺産。今回は、番組で紹介されたユニークな世界遺産をまとめてみましたので、ぜひ最後までお読みくださいね♪
紹介されたユニークな世界遺産とは?
1.コスタリカの石球「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」

コスタリカ南部のディキス・デルタ地域で発見された多くの巨大石球。
直径数十センチ~2.5メートル、重さ最大25トンにもなる球体。
現在までに300個以上が見つかっています。
・1930年代初頭にコスタリカで発見された球体群のこと。別名ディキスの石球。
・花崗岩・砂岩・石灰石などを削って作られている。
・西暦300~800年に栄えたディキス石器文化の遺跡ではないか?と有力視されている。
・だれが何のために作ったのか未解明。
世界遺産に選ばれた理由
2014年、「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」として世界文化遺産に登録されました。
単なる石ではなく、当時の宗教・社会構成の痕跡として貴重な文化遺産と評価されました。
世界遺産登録では、その異なる側面を代表する4件(フィンか6、バタンバル、エル・シレンシオ、グリハルバ-2)が選ばれています。
2.世界最古の動物園「シェーンブルン動物園」

ウィーンにあるシェーンブルン動物園は、1752年に設立された世界最古の現存する動物園なんです!
実はシェーンブルン動物園は、マリー・アントワネットの父、神聖ローマ帝国皇帝のフランツ1世(フランツ・シュテファン)が趣味で作ったそうなんです。マリー・アントワネットが生まれる3年前の夏の1752年にすでに完成していた動物園に、皇帝がお客様を招待したのが、シェーンブルン動物園の始まりの日とされています。
17ヘクタールの敷地に広がるこのギャラリーでは、キリン、オランウータン、シベリアトラ、コアラ、アフリカゾウなど、世界中から集められた500種を見ることができます。
名称 | シェーンブルン動物園 |
営業時間 | 午前9:00~閉館時間は季節によって異なる |
料金 | 大人:27ユーロ こども(6歳~18歳):15,50ユーロ 6歳未満のお子様:無料 |
アクセス | Hietzing駅より徒歩10分。 |
3.農村に林立するビル「開平楼閣の村落」

中国・広東省にある開平望楼(かいへいぼうろう)は、のどかな農村に、なぜか要塞のような高層ビルがぽつぽつと建っている、異様な風景が広がります。
2007年に世界遺産に登録された、中国広東省開平市の「開平の望楼と村落群」。
その昔、盗賊被害が多発していました。人々は何かあった時のための防御策として、頑丈な「要塞のような家」を次々と建てました。
最大で9階建てのものもあり、中には大理石の階段やヨーロッパ調の窓枠、ドーム屋根なども見られます。
世界遺産に選ばれた理由
・中国と西洋文化の融合を示す独特な建築様式。
・海外移住の歴史的背景と文化的影響を象徴。
まとめ
今回、放送された「世界遺産」では、ユニークな世界遺産が紹介され、その世界遺産についてまとめてみました。
◎コスタリカ南部で発見された巨大な石球、「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」
◎世界最古の動物園「シェーンブルン動物園」
◎農村に林立するビル「開平楼閣の村落」
一度は見てみたい、ユニークな世界遺産。旅先リストに追加してみてはいかがでしょうか?
次回の世界遺産の放送も楽しみですね♪
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